がんとVC |
ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士はイギリスのがん外科医ユアンキャメロン医師と協同で長期の臨床試験を行い、患者に1日10グラムのVCを経口および点滴で投与して生存率が増加したと報告しました。 しかし、その後メイヨークリニックで2回の大規模な臨床試験の結果、高容量のVCを口から投与してもがんの治療には効果がないとの結論が出ました。しかし、これはVCを経口投与したため、血中濃度が十分あがらなかったことによるものと考えています。 2005年、米国骨率衛生医薬品局(FDA)、米国国立がん研究所、米国国立衛生研究所の研究者達は、高容量のVC点滴療法ががんに有効であると示唆する論文を発表しました。 最近もその流れは加速しており、昨年、大腸癌の一部に効果があることがワイコネール医科大学から報告されています。 経口ではVCは3000mg(3g)以上摂っても、1500mg程度しか吸収されず、それ以上はいくら摂っても血中には入っていかないのですが、高容量ビタミンCとは、1日10g(つまり10000mg)以上 現在では15-100gもの量を点滴します。点滴すればそれだけのVCが血中に入っていきます・ いろいろ意見もあるようですが、このくらい大量のVCを点滴すると、がんに多少効果があるようです。日本にも高濃度ビタミンC点滴療法学会という組織があります。そちらも参照してみてください。 ( http://ivc-org.com/index.php?chiryou) , |